3.解析の種類
【静解析】・静荷重による一般的な変形状態
・焼嵌めなどの圧入状態
・部品どうしの接触状態(摩擦も考慮可能)
・座屈荷重
・応力変動状態からの疲労寿命評価
・材料の降伏を考慮した変形状態
・温度分布による熱変形や熱応力
【動解析】
・固有値解析
構造物に固有の変形パターンとその周波から、共振の可能性を判断できる。
・周波数応答解析
周波数をパラメータとする定常加振力に対する構造物の振動状態が分る。
・過渡応答解析
時間変化する荷重(動荷重)に対する構造物の時刻歴応答が分る。
即ち実際の振動状態を再現できる。
【熱伝導解析】
発熱源、熱伝達(自然対流、強制対流)、輻射などを考慮した定常および非定常の温度分布や熱流束などを求める。
熱変形や熱応力はこの熱伝導解析で得られる温度分布を使った静解析で求める。