旋回スクロールの強度計算

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E耐荷重

(準備中)


F座屈


G共振・加振力応答


H地震応答


I軽量化


J運動・機構


K温度分布


L熱変形・熱応力

(準備中)


Mクリープ変形

旋回スクロールの強度計算

スクロールコンプレッサは固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回運動させることで複数の三日月形状の部屋が中心部に移動しながら収縮することで気体を圧縮するが、小型で振動が少なく高効率という特徴を持つ。
その構成部品の中でも小型軽量化を達成する上で最も重要な部品が旋回スクロールである。


旋回スクロールの構造
   

各圧縮室を形成する旋回スクロールの鏡板と渦巻壁の表面には、それぞれの圧縮室のガス圧が掛かる。上の構造図の旋回位置でのガス圧による変形と応力を確認した結果を下図に示す。


旋回スクロールの半径方向変位
 

両側が異なる圧縮室を形成する渦巻壁の倒れが大きくなっている。


旋回スクロールの軸方向変位
 

鏡板はガス圧が高い中央に向かって凹むすり鉢状の変形をしている。


旋回スクロールのミーゼス応力
 

渦巻の終端および倒れが大きい部分の鏡板との境界部の応力が高くなっている。

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