大型タンク架台の耐震強度計算
タンク架台は重さ10tのタンクと重さ500kgのポンプを取り付け、柱下端のベースプレートをアンカーボルトM24で床に固定している。
水平震度1.5相当の荷重を奥行(X)方向および左右(Y)方向方向に設定し、耐震強度を確認した。
X方向の地震荷重によりタンク横の柱がX方向に倒れて柱・梁・方杖の成すXZ面がせん断変形している。方杖の応力は鋼材の許容応力を超えているので対策が必要。
Y方向の地震荷重により柱・梁・方杖の成すYZ面がせん断変形している。方杖の応力が高くなっているが鋼材の許容応力は超えていない。
地震荷重によりアンカーボルトの引抜き荷重が許容荷重を大きく超えていているので対策が必要。