テントの風圧強度
風速5m/secおよび10m/secに対する風圧荷重と重力を掛けて挙動を確認しました。
風向きは正面と側面からの2方向を計算しました。
(1)風向きが正面方向の場合
風速10m/sでは、風下側の屋根面が負圧のために膜が上に凸になり、パイプから離れているのが分かります。風上側の柱下端の拘束力は下向きになるのでしっかり固定しないと転倒の可能性があります。
風速10m/sでは、柱パイプの応力は耐力を超えており破損の可能性があります。
(2)風向きが側面方向の場合
風速10m/sでは、風上側の屋根面が負圧のために膜が上に凸になっています。また柱の拘束力は全て上向きなので、まだ転倒の可能性は低いと思われます。
風速10m/sでも、柱パイプの応力は十分小さく問題ありません。