自転車フレームの強度解析
マウンテンバイクをモデル化(主に板要素を使用)し、フレームの応力を確認しました。
なお拘束条件は自転車走行時の変形を制約しないように設定してあります。
サドルに乗った場合はフレーム中央が沈み込むような変形となり、ダウンチューブのトップチューブとの連結部上側に高応力域が見られます。
またシートチューブのシートステーとの連結部付近にも高目の応力が発生しているのが分かります。
右ペダルを踏み込んだ場合はフレーム中央が右側に倒れるような変形で、ダウンチューブの下側の応力が高目ですが、ボトムブラケットシェル(ペダル軸受け部)周辺に高応力域が広がっています。