木造住宅の地震波過渡応答解析

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構造解析の事例


①強度計算

②疲労強度


③耐震強度


④耐風強度


⑤耐雪強度


⑥耐荷重

(準備中)


⑦座屈


⑧共振・加振力応答


⑨地震応答


⑩軽量化


⑪運動・機構


⑫温度分布


⑬熱変形・熱応力

(準備中)


⑭クリープ変形

木造住宅の地震波過渡応答解析

2009年8月11日に発生した駿河湾地震により静岡県焼津市にある木造住宅(軸組構法)の挙動を推測するための計算をした。



計算モデルの軸組み構造部

計算モデルを簡略化するために仕口や継手などの結合部は剛結とし、土台のアンカーボルト固定部に駿河湾地震の加速度をかけて過渡応答解析を実施した。



駿河湾地震における棟木端の変位
 

1.74sec後と2.6sec後の歪の大きい範囲の壁面と、実際に”ひび割れ”が発生した部位はよく対応しており、本モデルは定性的には妥当なものと思われる。


駿河湾地震における1.74sec後の歪
 

駿河湾地震における2.60sec後の歪
 

そこで今後発生すると言われるより大規模な東海地震に対する挙動を予測する意味で、2004年10月23日に発生した中越地震波(小千谷)をかけてみた。
その結果、変位と歪は下図のようにかなり大きくなり、しかも激しく揺れる時間は2倍以上続くことが予想される。


駿河湾地震と中越地震に対する挙動の比較

中越地震における7.40sec後の歪


※歪分布図の変形は特徴を把握しやすいように誇張して表示してある

   

木造住宅の地震波過渡応答解析のアニメーション



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