本棚の耐震強度
自立している本棚の耐震強度を確認した。ただし床とはしっかり固定されて転倒しないとする。
右(X)方向と前(Z)方向の水平震度0.6の条件で、本の積載状態は30kgw×5段と40kgw×5段を評価した。木材の強度は30MPaと考える。
積載状態:30kgw×5段の結果
積載状態:40kgw×5段の結果
・背面のブレースと柱断面の特性のために左右方向は剛性があるが、前後方向は弱い。
・40kgw/段の場合、前方向水平震度0.6で柱の最下段の固定位置付近が材料強度30MPaを超える。
・したがってこの本棚では安全をみて30kgw/段程度にしておく必要がありそう。