要素
”エレメント”と同意語。
構造体を単純形状の集合体と考えたときの構成単位で、構成節点や材料特性情報が定義されている。
構造解析ソフトは内部計算で構成節点から寸法を、その寸法と材料特性から剛性を算出している。
代表的な種類としては梁要素、板要素および立体要素などがあるが、H鋼を使ったフレーム構造の場合、変形や応力の概略を知りたければ梁要素で、結合部位の詳細な応力分布を知りたいなら立体要素でモデル化すべきである。
計算の目的に応じた要素の種類を選択することが重要となる。